突然ですが、転職を決めました!
もう今の保育園は無理!
きっかけは園内研修。
なんなんだ、あの意味のない無駄なアホみたいな研修は。
許せなかったのは、先生の言うことを聞かない子を発達に問題があると決めつけて、保育の改善策や対応が何も話し合われなかったこと。
ただ「うちのクラスにはこんな問題のある子がいます」と発表しただけ。
こんな意味のない園内研修あるか⁈⁈
もうほとほと愛想がついたので、研修終わったその日に他の園の求人調べました。笑
そしたらとっても気に入った園を見つけたので今度採用試験を受けます!
行動はやっ笑
今日は、私がどうしてそこの園を気に入ったのか、園見学でどんなところを見たらいいのかを学生さんや若い先生向けにシェアしたいと思います。
①保育理念(何を大事にしているか)が明確になっているか。そしてそれに魅力を感じるか。
これが一番大事です。例えば子ども主体の保育だとか、外部の講師を呼んで様々なことを経験させるだとか。自分がどんな保育がしたいのかを考えてください。
私は子ども主体の保育に魅力を感じるのでそこが大前提だったのですが、子ども主体といってもそれにどう取り組んでいるかは様々。具体的にどんなことをしているのかを見学の中で尋ねました。
園長先生がしっかりと熱意を持って説明をしてくれ、尚且つそれに自分が魅力を感じる園ならば、やる気のある人にとっては大当たりでしょう!
園見学が園舎の案内だけであったり、保育内容についてあまり説明がなければ、ゆるーい保育園かもしれません。
②園がきれいすぎないか
きれいで清潔な園には魅力を感じます。
しかし一方で、きれいな園ではそれだけ先生達が掃除を念入りにしていたり(保育や準備、打ち合わせに充てる時間が削られる)、きれいさを保つ為に子どもの行動に制限を設けているところもあります。
今私が働いている園は園庭が芝生でとても綺麗に見えるのですが、芝生を保護する為に、芝生内は三輪車禁止、靴を脱いで遊ぶなど、子どもの行動に制限を設けています。
園内も傷つけないように、壁面や掲示物、子どもの遊び方も色々と規定があります。
ボロボロな園舎はむしろ子どもをのびのびと遊ばせている証拠かもしれませんね。
③壁面・子どもの製作をよく見る
これは私の中ですごく大事なポイントです。
どんな壁面が飾られているかでどんな保育をしているかが大体わかります。
保育雑誌にある、動物などの季節の壁面が飾られている園は、保育者主導の園が多いでしょう。
割と古い考えの園が多いかもしれません。
そして、先生達が壁面製作の仕事に追われていることも多いです。中には自宅に持ち帰って製作している先生もいます。
子どもの作品を飾っている園は、子ども主体の保育をしているところが多いかもしれません。
しかし、内容によっては無理矢理子ども達に作らせている場合もあります。
子ども達の作品を見る場合には、どれも似通った出来になっていないか(保育者による強い指導の可能性が見られるかどうか)、個性が出ているか、材料用具や表現方法は適切か(保育者に色彩感覚があるか)などを注意して見て欲しいと思います。
この他にも、職員の雰囲気、子どもの状態など園見学の際に見た方がいいポイントはありますが、一度の見学ではなかなかわかりづらいもの。
おすすめは一度ボランティア体験に行ってみることです。
就職先を考えている学生さん、若い先生達には、是非とも色んな園を見て回って、自分に合う園で楽しく働いて欲しいなと思います。